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最高の思い出だけ連れて行こう

みなさんこんにちは。しいたけです。

今回は上原歩夢ちゃんの3rdシングル曲、Say Good-Bye 涙について語っていこうと思います。

何故このタイミングで?と思われるかもしれませんが、最近自分の中でこの楽曲が刺さる事が何度もあり、聴く度に力になってくれた存在であったのでせっかくだから文字に起こしてみよう思った次第です。

 

そしてまずはじめにSay Good-Bye 涙がどういった形で完成にたどり着いたか知らない方も居るかもしれないので、こちらの動画を先に見てから読んでいただけると幸いです🙏


www.youtube.com

動画のMV中に差し込まれるキズナエピソード内のセリフも相まって、楽曲により一層気持ちが入り込めるようになっててめちゃくちゃ好きなんですよね...!!

 

それでは歌詞ごとに紐解いていこうと思うのでよければ最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 

 

まず最初に上原歩キズナエピソード第16話では、自分の魅力ってなんだろうと疑問に思う歩夢ちゃんにあなたはこういった答えを返します。

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上原歩夢ちゃんの魅力とは”普通”なところ。

一見プラスのイメージでは捉えられない言葉かもしれませんが、そんな普通な所から親近感を覚え好きになる人もいると思うんですよね。

そして自分を歩夢ちゃんに重ねやすいところ。

この自分を重ねやすいという言葉がAメロには含まれています。

 

今日が来るのが怖くて

また眠れなくて

顔色も最悪だ

自信がなくたって

全力でやれば伝わるはずだって

 

 

今日という日は特に限定するものではないですが、誰しもこういった経験があるのではないでしょうか。

大事な試験や仕事の前日、外せない予定が詰まってる日など、普通に生活していたら起こりうるような出来事を歌詞で表現しているんですよね。

歩夢ちゃんとファンの間から生まれた共感を元に出来上がってる歌詞と見るとすごく素敵ですよね。

 

いつもそんな気持ちの私だけど

あなたがくれる優しさに

寄りかかって 甘えていたのかな?

この足で踏み出さなくちゃ

 

 

あなたがくれる優しさ、というのはスクールアイドルとしてちょっぴりまだ自信のない自分だけどこんな私でも応援してくれてるんだ、というファンに頼ってる面があったのかなと思えます。

Aメロにもあったように自信がなくたって全力でやれば伝わるはず、というようにまだこの段階では自分の魅力を最大限に発揮出来ていないままスクールアイドル活動を行なっていたのかなと汲み取れます。歩夢ちゃんが感じていた甘えになる部分でしょうか。

そんな気持ちから芽生えた変わらなくちゃという思い、そこで歩夢ちゃんが取った行動というのが“自分を好きになること“です。

この楽曲の最も大事なテーマである”変化”に当たる部分ですね。

自分を好きになること、すなわちありのままの自分を受け入れることで自己肯定感も高まりそれがスクールアイドルとしての自信に繋がるわけなんですよね。

そしてBメロ最後の歌詞には自分を変えたいという思いから生まれた挑戦への一歩が踏み出された瞬間が描かれていてグッとくる熱いものがありますよね...!

 

 

もう涙なんか見せない

ため息だってつかない

夢叶えるその日まで

次に涙流すのは

一人じゃなく皆一緒に

最高の景色を見る時だ

頼りなくてごめんねなんて

もう二度と言わないよ絶対

 

サビは歩夢ちゃん自身の固い決意が込められている前向きで力強い歌詞となっています。

私が次に涙流すのは夢であるファンの皆と一緒に最高の景色を見る時です!と誓いの言葉が込められていて、キズナエピソードを通して誕生した楽曲としては最高すぎる歌詞になっているんですよね。

また逆を言えば歩夢ちゃんの夢を叶えるためにはあなたの存在が必要不可欠なんですよね。それってまさに上原歩夢ちゃんじゃないですか。好きです。

 

そして楽曲のテーマである”変化”ですが、涙の意味が悲し涙から嬉し涙へ移り変わっているのがとても素敵な表現の仕方だなぁと思います。

心情の変化のみならず言葉の意味合いもまとめてひっくり返しちゃうとか作詞家としての才能が垣間見えます。

思いがけないことからファンの皆と出会ったことで芽生えた感情、さらにそこから誕生した楽曲には応援してくれるファン、そしてあなたへ向けた生まれ変わった私を見てほしい!というメッセージ。

努力家でひたむきな彼女が歌うからこそより強い思いが伝わってきます。

”絶対”という言葉を最後に1番は終了します。去り際までカッコよさ全開の上原歩夢ちゃんです。

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ほんの少しかもしれない

だけど確実に

歩みは進んでるんだ

ここまで来れたなら

ゴールが見えなくたって怖くない

 

ほんの少しかもしれない、だけど確実に歩みは進んでる。

ここが最高に上原歩夢ちゃんでめちゃくちゃ好きなんですよね。

何事にも一歩一歩な歩夢ちゃんにピッタリな歌詞になっているんですがその後に続く、ここまで来れたならゴールが見えなくたって怖くない、という今までの彼女とは違う一歩先へ進んだ歩夢ちゃんが表れていてとても成長を実感出来ますよね。

また”ここまで来れたなら”というのは歩夢ちゃん自身の芯となる想いの強さを示しているんじゃないかなと思います。

ここまで成長した私なら大丈夫、と自分に労いの言葉を贈っているようにも聞こえますよね。

これもまた自分を受け入れている詞になっています。

 

 

私のこと私が信じなくちゃ

誰が信じてくれるの

もっと自信持って自分らしく

どんな時も笑顔でいよう

 

これは上原歩夢を信じてくれる人は居ない、という話ではなく揺るぎない自分を確立する為にまずは自分の事を信じる、ということになります。

どんな時も笑顔でいよう、スクールアイドルとしても一人の女の子としても笑顔が似合う歩夢ちゃんにとって、どんな時でも笑顔でいるということは自分の強みである長所を忘れずに居続けることで結果自分を信じるための行動に繋がるんですよね。

 

 

もう悲しくなんかないよ

例えどんなことがあっても

心は決して折れない

未来だけを見つめてる

振り返ったりはしない

最高の思い出だけ連れて行こう

特別じゃない 普通の女の子

だって変われるんだ絶対

 

もう本当逞しさ溢れる歌詞の並びですよね。不撓不屈の精神とはまさにこの事でしょうか。最初から最後までこんなにも力強い歌詞を書き上げる上原歩夢ちゃんにまず驚いてしまいます。

息継ぎが出来ない程前向きな歌詞のオンパレードになっているんですが、これが今までスクールアイドル活動の経験を経て生まれた物だと思うとひとつひとつが努力の賜物なんですよね。

~心は決して折れない、などは一度はスクールアイドルとしての道を閉ざしてしまった彼女が口にする言葉として見るととっても強くて立派でこれまでにない頼もしさが表れています。

 

未来だけを見つめてる

振り返ったりはしない

最高の思い出だけ連れて行こう

特別じゃない 普通の女の子

だって変われるだ絶対

 

特別じゃない普通の女の子だって変われるんだ絶対、って最後に欠かさず持ってくるあたりがあぁ...歩夢ちゃんだ...ってなっちゃうんですよね。

また、特別じゃない普通の女の子だって変われるからあなたもきっと大丈夫!というメッセージ性もあって本当に励まされる歌詞になっています。

1番サビでは歩夢ちゃん自身の変化について歌っていましたが、2番サビでは自分の事も添えつつ聞いている人の背中を押してくれるような言葉を残してくれたりと、自分の為だけではなくどんな時でもあなた(ファン)のことを思いやってる様子が伝わってきて本当に好きなんですよね。

 

そしてここまでの歌詞にあった、

 

もう二度と言わないよ絶対

(だって変われるんだ絶対)

 

ほんの少しかもしれない

だけど確実に

歩みは進んでるんだ

 

心は決して折れない

 

”絶対” ”確実” ”決して” のように所々散りばめられているハッキリと断言しているような言葉の数々から歩夢ちゃんの揺るぎのない想いの強さが垣間見えます。二度と、なんかもそうでしょうか。

普段の柔らかい言動や控えめな性格といった彼女ですが、大切なファン、そしてあなたがそばにいてくれることでもっともっと輝いていけるスクールアイドルになれる。そんな力の源でもある存在を守り、守られたいという思いから立派な女の子へ成長する上原歩夢ちゃん、本当に素敵ですよね。

今まではあなたと歩夢ちゃん支え合う形の二人三脚でしたが、今はもうあなたを引っ張っていけるような存在にもなれるんですよ。ただ引っ張ってくれるだけではなく振り返ってくれるのが上原歩夢ちゃんなわけですが。

 

そしてこのSay Good-Bye 涙というのは楽曲を通して歩夢ちゃんの成長の過程が余すことなく描かれているなと感じていて、2番サビなんかは1番開始の頃からは想像もつかないくらい成長っぷりが発揮されていて本当素晴らしいんですよね。

ここまで読んでくれた方も僕と同じように感じてくれたら嬉しい限りです。

 

 

最後に

また今回歩夢ちゃんが取った自分を好きになることというのは、私たちが自身を持って満足に生活を送るための生きる術でもあると思ってます。

自分のことを理解して信じ抜きそれがやがて自信に繋がり好きになる、という少し意識を変えるだけで人生楽しくなるよっていうテクニックだと思います。

普段生きていく上で自分自身の嫌いな部分が目に入ることって誰しもあるかと思うんですが、その自分の欠点を認めることで新たな自分を受け入れることができ、自分を含め他人にも寛容になれるんですよね。

そして受け入れることでいつしか自分思っていた欠点という部分を個性という見方に置き換えることが出来ます。

よってストレスを感じにくい生活を送れるようになり、その分だけ人生を豊かに過ごすことが出来ると考えています。

キズナエピソードから読み取れる意味としてはまた別かもしれませんが、自分を好きになるという点では近しいものを感じられますよね。

これもある種の自己啓発ソングとしてオススメしたい楽曲で僕は良いなと思っています。

 

 

最後に長々となってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

また今回は触れませんでしたが、三次元展開では落ちサビ前の大西亜玖璃さんのセリフも注目したいポイントなのでまた披露された際にはじっくり聞いてみたいです。

このブログを書いたことによって僕自身Say Good-Bye 涙がさらに大好きな楽曲になったのでとてもいい機会となりました。

これからも歩夢ちゃんと共に守り守られながら過ごせていけたらいいなと思います。